
売買契約から通常1〜2ヶ月後、いよいよ決済・引き渡しの日を迎えます。この日は購入プロセスの最終関門です。事前に必要書類と費用を漏れなく準備し、当日をスムーズに迎えることが大切です。
① 決済の流れ 決済は通常、購入する物件を担当する金融機関の店舗で行われます。買主・売主・不動産会社・司法書士・金融機関の担当者が一堂に集まり、以下の手順で進みます。
金融機関から融資実行(住宅ローンの着金)
買主から売主へ残代金の支払い
司法書士による所有権移転登記の申請
鍵・各種書類の引き渡し
決済にかかる時間は、通常2〜3時間程度です。
② 所有権移転登記 残代金の支払いと同時に、司法書士が法務局へ所有権移転登記を申請します。これにより、物件の所有権が正式に売主から買主へ移転します。登記が完了するまでには通常1〜2週間かかりますが、申請日をもって所有権の移転は法的に有効となります。
③ 決済日に必要な書類と費用 当日までに以下を準備しておきましょう。
本人確認書類(運転免許証・マイナンバーカードなど)
実印・銀行印
残代金・諸費用分の資金(事前に口座へ入金確認)
火災保険の加入証明書(金融機関から求められる場合が多い)
① 最終確認(内覧) 決済前に物件の最終確認を行うことが一般的です。契約時の状態が保たれているか、設備が正常に動作するかを一つひとつ確認しましょう。不具合が発見された場合は、決済前に売主へ申し出ることが重要です。決済後の申し出では対応してもらえないケースもあります。
② 鍵の受け取り 決済が完了すると、売主から鍵が引き渡されます。マンションの場合は、玄関鍵のほかに郵便受け・駐輪場・トランクルームなどの鍵もまとめて受け取ります。受け取った鍵の本数と種類を、その場でリスト化して確認しましょう。
③ 引き渡し後にやること 引き渡し後、速やかに以下の手続きを進めましょう。
電気・ガス・水道の使用開始手続き
住民票の異動(引っ越し後14日以内)
火災保険・地震保険の加入確認
鍵の交換(防犯上、引き渡し後すぐに行うことを推奨)